365体育投注

人間性の核心と拡がりとに向かう

文学365体育投注科

人間性の核心と拡がりとに向かう

365体育投注科委員長からのメッセージ

史学専攻 臼杵 陽 教授
史学専攻 臼杵 陽 教授

文学365体育投注科は、英文学、日本文学、史学の3専攻から構成されています。その英語名はGraduate School of Humanitiesですが、humanitiesという語が示すように、教員と院生とが、文学、歴史、言語などの諸領域を含む「人間の学」=「人文学365体育投注」に共に携わる365体育投注科です。1966年に修士課程(博士課程前期)が設置されて以来、本365体育投注科の修了生たちの多くが、大学教員、中等学校?高等学校の教員、日本語教員、司書、司書教諭、学芸員、あるいは各種企業など、さまざまな場で活躍しています。
ノーベル文学賞を受賞した作家の大江健三郎(1935~2022年)の大学時代の恩師として知られるフランス文学365体育投注者の渡辺一夫?東京大学名誉教授(1901~75年)は次のように述べています。「ユマニスム(=ヒューマニズム、人文主義)とは、わたしたちがなにをするときでも、なにを考えるときでも、かならず、わたしたちの行為や思想に加味されていてほしい態度のように思う」(渡辺一夫『ヒューマニズム考-人間であること』(講談社文芸文庫、2019年、p.46)。本365体育投注科で培った学問への姿勢と知識を生かして、広く社会に貢献できるような人間になってほしいと思います。


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文学とは、古来、言葉を媒介とした人間の文化の諸相を広く概括した表現でした。近代の科学?学藝の進展は文学365体育投注の分野を拡げると同時に細分化をもたらしましたが、文学365体育投注が総合的な人間性のありかの追究であることに変わりはありません。
わが文学365体育投注科は、日本文学専攻?英文学専攻?史学専攻からなるコンパクトな編成です。まず、それぞれが最新の365体育投注に必須な独自の365体育投注分野と精緻な方法意識とを涵養することに努め、その上で、文学?言語?歴史に共通する普遍的な精神を築けるよう、互いに連携して学際的なカリキュラムを設定しています。